SRSエアバッグとは

SRSとは
Supplemental(補助)
Restraint(拘束)
System(装置)の頭文字をとったもの。日本語に訳すと補助拘束装置のことです。
つまりSRSエアバッグはシートベルトを補助し、乗員を保護するための装置です。
エアバッグは全面衝突時に瞬時に膨らみ、
乗員がハンドルやインストルメントパネルに直接衝突することを防ぎ、頭部と胸部の衝撃を軽減します。

しかし、シートベルトの着用無しではSRSエアバッグが作動しても適切な効果は得られません。
エアバッグが作動してもシートベルトを着用しないで事故にあった場合、
その死亡率は約15倍にも高くなります。
またシートベルトを着用しないとエアバッグの衝撃により逆に怪我をする危険性があります。
名前から柔らかいものと想像しがちですが、膨張した時には非常に固く、
また使用されている素材も丈夫なもので出来ているため、衝突時に擦り傷等を負うこともあります。
まず、基本はシートベルトの着用が第一です。

エアバッグは衝突すれば必ず動作するものでもありません。
車の一部が極端に変形するような衝突、斜めにぶつかった場合、電柱や立ち木などに衝突した場合、
トラックの荷台にもぐり込むような衝突には展開しない可能性があります。
逆に、軽い衝突でも一定以上の衝撃を感知すればエアバッが展開する場合もあります。
あくまでの目安ですが、時速20~30km以上で衝突した場合が衝突基準とされています。
また、エアバッグは展開した後、少しずつ収縮していきます。
これは衝突によって車両が変形した場合、
エアバッグによる人体への圧迫を回避するための安全対策ですが、
その直後の衝突(二次的衝突)には対応していません。

では、最大限エアバッグの効果が発揮出来るようにはどうしたらいいでしょうか。
ダッシュボード上に物を置いたり、カーナビゲーションのモニター画面などが装着されていると
エアバッグが展開した際にそれらが放出され、乗員に危険が及ぶことも考えられます。
また、サイドエアバッグの中にはシート内蔵型もあり、その場合はシートの横方向から展開しますので、
シートカバーを装着する際は、専用品を選ぶ必要があります。
ドアにもたれかかったり、シートの背もたれを抱え込んだ態勢も危険です。大きなけがをする恐れがあります。
チャイルドシートは、後部座席への取り付けが基本ですが、
やむを得ず助手席に取り付ける場合は必ず、シートを一番後ろまで下げて、前向きに取り付けます。

本文中にも述べましたが、現在のエアバッグはある限られた条件下で乗員への衝突を緩和する効果があるものです。
シートベルトの補助拘束装置です。
エアバッグが作動しても無謀運転などによる高速衝突事故では乗員を救えないケースもあります。

どんなに優秀な安全装置もそれが使われないのが一番です。
エアバッグが出てくることの無いよう、安全運転を心がけましょう。

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